退去後の住戸を次の募集に向けて整えるとき、原状回復に加えて設備や内装を更新するか迷うことがあります。まずは不具合や傷みへの対応と、住戸の使い勝手を見直す追加改修を分け、今回手を入れる理由を整理すると計画しやすくなります。

この記事では、賃貸管理会社・オーナーがリフォーム範囲を決めるときの考え方を、スピードクラフトの施工事例を交えて紹介します。設備を一律に交換する前提にせず、残す箇所も含めて相談内容をまとめます。

原状回復と追加改修を分けて、今回の目的を決める

原状回復は退去後の状態を確認して必要な補修や清掃などを手配するものです。リフォームを加える場合は、現状の不具合を直す範囲に加えて、設備や内装の更新をどこまで行うかを別に整理します。募集条件や今後の管理計画に照らし、今回の工事で解決したいことを先に決めておくと、見積もりの対象を明確にできます。

例えば「壊れている箇所を直す」「古くなった設備を更新する」「内装の組み合わせを整える」は目的が異なります。希望だけで全交換を決めず、現物の状態、既存設備を使い続ける場合の課題、今回の予算枠を並べて検討します。

  • 優先して直す不具合や破損箇所
  • 既存のまま使う設備・内装と、その理由
  • 追加改修として見積もりたい範囲
  • 予算内で優先する項目と、次回以降に検討する項目

既存を活かす工事と複数箇所の改修事例を比較する

東京都青梅市の「キッチンまわりの塗装・床リニューアル」では、壁・天井・キッチン収納の塗装とクッションフロア張替えを行い、既存のキッチン設備を活かしています。設備更新を含めず内装を整えた事例です。

東京都清瀬市の「和室と浴槽まわりをまとめて改修」では、畳の表替え、襖・天袋と壁クロスの張替えに加え、浴槽・給湯設備を更新しました。天井の板張りや間取りは既存の状態を活かしています。東京都府中市の「畳・襖・壁紙をまとめてリニューアル」では、内装の張替えや畳の表替えに、キッチン収納の調整と清掃を組み合わせています。

事例ごとに工事範囲は異なります。掲載された作業を自分の物件にも適用できると決めつけず、現地の設備や希望する内容を伝えて対応可否を確認してください。

優先順位と見積もり条件を揃えて発注する

追加改修を複数検討するときは、候補ごとに対象箇所と作業内容を分けて見積もりを依頼します。残す設備を見積もり対象に含めないことも明記し、撤去・交換・補修などの前提を揃えると各案を比べやすくなります。

住宅リフォーム推進協議会も、依頼内容を明確にし、複数の見積もりは条件を揃えて比較することを案内しています。金額だけでなく、使用する材料や対象範囲、別途となる作業を確認してください。工事の手順や設備に必要な確認事項は現場条件によって変わるため、施工方法を決め打ちせず事前に相談します。

スピードクラフトでは、東京・神奈川・千葉・埼玉の物件について、内装・清掃・小修繕・設備交換を相談できます。所在地、室内写真、現状を残したい箇所、追加改修の希望をまとめてお知らせください。工事内容・金額・日程をご確認いただいた後に発注いただきます。

参考情報

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